2014/8/26
山形県鶴岡市と消化ガス発電事業の基本協定を締結
水ing株式会社(社長:水谷重夫、本社:東京都港区)は、鶴岡浄化センター消化ガス発電事業の基本協定を鶴岡市と締結したことをお知らせ致します。
本事業は、東北地方で初めて、民間の資金とノウハウを活用して実施するBOO(民設民営)方式により、下水処理工程で発生する消化ガスを有効活用して、発電事業を行うものです。
水ingは、鶴岡浄化センター内に自己資金で発電設備を建設し、鶴岡市から購入する消化ガスを燃料として発電を行い、その電気を「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(FIT)を用いて電力会社に売却することにより、20年間の事業運営を行います。
また、発電と同時に発生する温水を鶴岡市に返送して消化槽の加温に用いるなど、下水処理との密接な連携を必要とする工程も多くあり、総合水事業会社として当社が保有する汚泥ソリューション技術や長年に亘り培ってきたノウハウを随所に活かしています。
鶴岡市は、従前焼却処分していた消化ガスの有効利用により、ガスの売却による新たな財源を確保することで、老朽化が懸念されている下水道インフラの適正な更新を行い、さらなる持続的発展が可能な下水道事業にむけて、運営推進を図ります。
水ingは、今後もお客様のニーズに合致した消化ガスの有効利用をはじめとした汚泥ソリューションを提供してまいります。
事業概要
事 業 名 | 鶴岡浄化センター消化ガス発電事業 |
発 注 者 | 鶴岡市 |
請 負 者 | 水ing株式会社 |
施 設 概 要 | 消化ガス発電設備 1式(発電容量 300kW、ガスエンジン 25kW×12台) |
発電事業期間 | 2015年10月1日~2035年9月30日 |
年間発電量 | 約2,000,000kWh(一般家庭 約560世帯分) |
施設所在地 | 山形県鶴岡市宝田三丁目21番1号(鶴岡浄化センター内) |
お問い合わせは、広報部まで
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