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 水ing株式会社と愛媛県松山市は、「浸出水からの再生次亜塩素酸塩製造とその利用」が、一般社団法人産業環境管理協会が主催する「平成29年度資源循環技術・システム表彰」において『奨励賞』を受賞したことをお知らせ致します。

 松山市横谷埋立センター(一般廃棄物最終処分場)の浸出水を浄化する浸出水処理設備の脱塩工程で発生する濃縮塩類を電気分解して、次亜塩素酸ナトリウム(エコ次亜)を生成し、西部浄化センター(下水処理場)で放流水の消毒剤として再利用する「松山方式」と呼ばれる取り組みが、このたび「資源循環技術・システム表彰」において『奨励賞』を受賞しました。
 同表彰制度は昭和50年度に制定され、産業環境管理協会(東京都)が主催、経済産業省が後援で廃棄物のリデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(有効利用)の有効利用に寄与し、高度な技術または先進的なシステムの特徴を有する優れた事業や取り組みを広く公募・表彰し、その奨励・普及を図ることにより循環ビジネスを振興することを目的としています。

 従来、浸出水の脱塩処理においては、各種ろ過膜を使って塩類を高濃度塩類の濃縮水の形態で分離除去し、除去された濃縮水は加熱、乾燥固化後に廃棄物処分されていました。
 松山市では、当社が開発したエコ次亜生成システムを2016年3月に横谷埋立センターに導入、その後1年間の実証試験を経て、本年4月より本格的に稼働を開始しました。

 水ingはこれからも循環型社会を構築する技術やサービスの提供を通じ社会に貢献し続けます。

松山市横谷埋立センターのエコ次亜生成システム

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