2017/12/7
民設民営による消化ガス発電事業を開始 『北上バイオガスパワー』発電式
水ing株式会社(社長:水谷重夫、本社:東京都港区)は、12月1日、北上浄化センター内で『北上バイオガスパワー』発電式を開催したことをお知らせいたします。なお、本事業は、北海道・東北地区の流域下水道としては初の固定価格買取制度(FIT)を活用した民設民営による消化ガス発電事業となります。
水ingは岩手県北上浄化センター内に再生可能エネルギー発電所『北上バイオガスパワー』を建設、12月1日に、発電式を開催いたしました。式典には、岩手県北上川上流流域下水道事務所所長 阿部善一様をはじめ、諸関係者にご出席を賜り、発電施設の起動セレモニーを行いました。
今回の事業スキームは、当社が自己資金で発電設備を建設し、岩手県から購入する消化ガスを燃料として発電を行います。その電気を「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(FIT)を用いて電気事業者に売却することにより、20年間の事業運営を行います。岩手県には消化ガス売却と土地の貸与により、新たな収益を得られるメリットがあります。
当社が手掛ける発電事業の運営は、鶴岡市、守谷市に続き3件目、また、富山市、恵庭市は、現在設計・建設中です。今後もお客様のニーズに合致したソリューションを提供し、下水道事業における「持続と進化の実現」に貢献してまいります。
事業概要
事 業 名 | 北上浄化センター消化ガス発電事業 |
施 設 名 | 『北上バイオガスパワー』(岩手県北上市相去町岩の目地内 北上浄化センター内) |
施 設 概 要 | 消化ガス発電設備一式(発電容量350kW ガスエンジン25kW×14台) |
年間発電量 | 約2,500,000kWh(一般家庭 約700世帯分) |
事 業 期 間 | 2017年12月1日~2037年11月30日(20年間) |
特 記 事 項 | FIT 制度を活用した民設民営による消化ガス発電 |
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