2019/4/9
神戸市玉津処理場/3号汚泥脱水機機械設備工事を受注
水ing株式会社(社長:中川哲志、本社:東京都港区)のグループ会社である、水ingエンジニアリング株式会社(社長:池口学、本社:東京都港区)は、「玉津処理場3号汚泥脱水機機械設備工事」について、神戸市と工事請負契約を締結したことをお知らせします。
本工事は、消化汚泥ケーキの含水率を下げて、汚泥処理に掛かる処分コストの削減と維持管理性の向上を目的に、既設の汚泥脱水設備を更新するものです。一般的に下水消化汚泥は、繊維状の固形分が減少し溶解性成分が増加するため、低含水率化が困難とされています。
当社は、高濃度濃縮機と独自開発した「DSPS」(スライドシャフトスクリュープレス)を提案。現地テストを実施し、既設脱水汚泥ケーキ含水率82%を78%に低減できたことが高く評価され、採用に繋がりました。
また、スクリュー軸が軸方向にスライドする軸スライド機構を採用したDSPSは、汚泥含水率の低減を実現するだけでなく、汚泥排出口での閉塞が解消されることで、維持管理性も向上します。
水ingエンジニアリングは、今後もあらゆるテクノロジーで下水道事業の持続に貢献して参ります。
事業概要
事 業 名 | 玉津処理場3号汚泥脱水機機械設備工事 |
工 事 内 容 | 脱水機(DSPS)×1台、ポンプ等補機類×1式の更新 |
発 注 者 | 神戸市(兵庫県) |
契 約 金 | 279,000,000円(税抜) |
工 期 | 2019年3月29日~2020年3月31日 |
施設所在地 | 神戸市西区森友1丁目26 |
お問い合わせは、広報部まで (TEL:03-6830-9075 FAX:03-5479-8590 E-mail:pr.news@swing-w.com)