2021/2/1
福岡市より下水処理場向けリン回収装置を初受注
当社グループである水ingエンジニアリング株式会社(社長:池口学、本社:東京都港区)はこの度、福岡市よりMAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)回収装置の下水処理場向け第1号機を受注しました。
本工事は、福岡市の下水処理場である和白水処理センター(処理能力:52,700m3/日)内のMAP回収装置の老朽化に伴う更新工事として、水ingエンジニアリングの独自技術であるリフォスマスタ—汚泥MAP型*を納入するものです。
本技術は、2012年(平成24年)に国土交通省国土技術政策総合研究所の委託研究「神戸市東灘処理場 栄養塩除去と資源再生・革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)~KOBEハーベスト(大収穫)プロジェクト~」として採択され、実証試験終了後も稼働し続けています。
水ingグループは、今後もさまざまな技術や機器の提供で下水道事業の持続に貢献してまいります。
*リフォスマスタ—汚泥MAP型
消化汚泥を対象とした高効率・低コストでリン除去・回収を行うシステム。従来のMAP法と比較して、リン回収量の増加、薬品添加量の削減、MAP回収コストの低減などのメリットがある。回収したMAPは丸みを帯びて粒径が均一なため、再資源化が容易である。
【参考】水ingエンジニアリング WEBサイト
【事業概要】
事 業 名 | 和白水処理センター MAP設備更新工事 |
発 注 者 | 福岡市 |
入 札 方 式 | 制限付一般競争入札(総合評価方式)、設計・施工分離型 |
機 器 仕 様 | 原汚泥PO4P濃度 250mg/ℓ 目標PO4P除去率 平均90%以上 |
契 約 金 額 | 4億1200万円(税抜) |
計画処理量 | 170m3/日 |
工 事 期 間 | 2021年1月27日~2022年3月23日 |
施設所在地 | 福岡市東区塩浜3-2500 |
お問い合わせは、広報部まで
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