2022/9/2
第46回技能五輪国際大会/競技職種「水技術」に参加します
~日本企業初参加~
第46回技能五輪国際大会(特別開催)Worldskills Competition2022 Special Edition / 競技職種「水技術」水ingグループ社員参加のお知らせ
水ingグループで水インフラ等のオペレーション業務を主事業とする水ingAM株式会社(社長:大汐信光、本社住所:東京都港区)は、本年9月から11月にかけて日本を含む世界15か国で分散開催される「第46回技能国際大会(特別開催)」(Worldskills Competition2022 Special Edition)の競技職種:「水技術」(開催国:ドイツ)に、日本代表として社員を参加させることをお知らせいたします。
なお、当該競技職種への日本企業からの参加は今回が初めてとなります。
主な参加目的
■当社グループが水処理設備の維持管理業務において日常的に担っている技術・技能について、世界トップレベルの大会に参加して技能を競わせる事で、当社グループ所属の技術者の水処理技術に対する意識と技能の更なる向上を図り、ひいては当社グループの事業を通じて、水インフラの安定した維持に貢献する。
■若手社員が世界的な大会に参加し競い合うことを目標とする事で、次世代が水技術および水環境への関心を高めるきっかけをつくり、青少年や水技術に携わる若手技術者の継続的な育成につなげる。
技能五輪国際大会(Worldskills Competition)
参加各国における職業訓練の振興と青年技能者の国際親善を図るため、 2年に1度、世界各国・地域の予選会などを勝ち抜いた選手が一堂に集い、磨き抜かれた技能を競う競技大会。1950(昭和25)年にスペインとポルトガルとの間で第1回大会が開催されたのを皮切りに定期的に開催され、1962(昭和37)年から日本も参加している歴史と伝統のある大会。 本大会は、若手の技術者やそれを目指す青少年たちにとって優れた技能の見学と体験の場でもあり、職業観教育の絶好の機会となっている。
第46回技能五輪国際大会(特別開催)
Worldskills Competition2022 Special Edition
2021(令和3)年9月に中国・上海において開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により1年程度延期され、令和4年(2022年)10月に開催することになっていたもの。しかし、2022(令和4)年5月、中国・上海でのロックダウン継続の影響により中止が決定。代替措置が検討され、正式な大会として日本やドイツを含む世界15か国で分散開催されることになった。61職種の競技、58の国と地域、1,000人以上の選手が参加する。
競技職種:「水技術」について
■概要
第45回ロシア・カザン大会(2019年8月開催)から新たな競技職種として技能五輪に採用されたもの。日本からの参加は今回の第46回大会が初となる。ちなみに、前回大会は11か国が参加し、金:中国・インド、銀:なし、銅:シンガポール、敢闘賞:韓国・ドイツ・ベトナムと、上位はアジア勢が占める結果となった。
■参加選手の年齢制限
満25歳以下(技能五輪が若手の技能向上をその目的の一環としていることからの制限。なお、他の多くの競技職種は満22歳以下と設定されている。)
■対象となる技能の範囲
水道、下水道、及びこれらから排出される汚泥の処理などに関するもの。処理設備の適正な運転・維持管理から処理水の水質確認に至るまで、水に関する広範囲な領域が対象となる。競技においては、汚泥などの移送に使われるポンプ類の整備や、雨天などの影響で増減する流入水量の変動への対応方法、あるいは、処理対象原水や処理水の水質分析など、「水技術」に関わる広範囲にわたる項目に関する知識と技能が問われることになる。
水ingグループでは、参加メンバーであるオペレーション現場技術者をグループ全体でサポートしつつ、現場に即した技術のスキルアップを図ることで、これからも地域の水インフラ持続のために貢献してまいります。
ご参考
worldskillsjapan SNS公式アカウント / 競技職種「水技術」出場選手紹介
中央職業能力開発協会WEBサイト
お問い合わせは、広報部まで
TEL:03-4346-0612
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