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水インフラ現場におけるDX

 水ing株式会社(本社:東京都港区 社長:大汐信光)はこの度、水インフラ現場におけるオペレーション業務の効率化、省力化の実現に向け、デジタル活用を推進する情報プラットフォーム「Sustainable Water Cloud®」(以下、「SWaC®」)をリリースしたことをお知らせいたします。

「Sustainable Water Cloud®」開発の背景

 今後、より加速する国内の人口減少は、市民の生活を支える水インフラを持続的に維持するにあたり、大きな影響を与えることが予想されています。
 当社では、上記の課題に対応するために、デジタル活用を推進する情報プラットフォームとして、2021年度からSWaC®の開発に着手しました。これまでも既存サービスを活用するなど、オペレーション業務の効率化に取り組んできましたが、現場で収集したデータを最大限活用するには課題がありました。SWaC®は、当社グループ最大の強みであるオペレーション現場のノウハウや技術力をデータ化、蓄積・活用し、より良いサービスを開発することを前提に作られています。昨年(2022年)度には、第一段階の開発を完了し、当社グループが受託している複数のオペレーション現場で遠隔監視実証を実施しました。 今年(2023年)度に第二段階の開発を完了し、グラフィックや画像状態診断AIなどを実装し、クラウド遠隔監視の基本機能を完備するとともに、AI機能を加えてリリースすることとなりました。

SWaC®(読み:スワック)について

 水処理施設に関する様々なデータを収集・蓄積し、各オペレーション現場で活用できる情報プラットフォームです。IoT・クラウド・AIを通して、当社グループ最大の強みであるオペレーション現場のノウハウをデジタル化、データを一元管理し、情報の「見える化」及びデータ活用を行うことで、業務効率化の促進を図ることが可能です。現在は、複数のオペレーション現場で遠隔監視やAI判別、さらに将来のAI開発等への活用を開始しています。

導入効果

1. データの一元管理と情報の見える化

2. AI活用プラットフォーム

3. オペレーション現場それぞれのノウハウや技術力を最大限に共有可能

SWaC®の概要図
SWaC®の概要図
SWaC®監視画面
SWaC®監視画面

今後の展望

 現在開発中の異常検知AI、運転支援AIなど、これからのオペレーション現場に必要なアプリケーションを本プラットフォーム上に実装し、サービスの拡充を進めます。

尚、本サービスについては、2023年10月18日~20日に東京ビッグサイトで開催される「2023東京水道展」の当社ブースでもご説明いたします。

 水ingグループは、これからもオペレーション現場のノウハウや技術力を最大限に活用する基盤をつくり、水インフラが抱える様々な課題を解決することで地域に貢献してまいります。

ご参考

お問い合わせは、広報部まで
TEL:03-4346-0612
E-mail:pr.news@swing-w.com

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