2023/11/9
“水族館の水処理”に特化した講義を実施
—名古屋ECO動物海洋専門学校の学生30名が参加—
水ing株式会社のグループ会社である水ingエンジニアリング株式会社(社長:池口 学、本社:東京都港区)は2023年10月13日、名古屋ECO動物海洋専門学校において、当社の社員が水族館の水処理に特化した講義を実施しました。
【背景と目的】
名古屋ECO動物海洋専門学校は2002年に創立の、ドルフィントレーナー専攻や水族館アクアリスト専攻、動物園・水族館&テクノロジー専攻等を有する、動物・海洋・ペット・自然環境の業界で求められる即戦力となる人材を育成する学校です。当社は、将来の水族館・動物園業界を担う次世代の教育に貢献するため、本講義を実施しました。
【当日の様子】
当日は、水族館・動物園に関わる上記3専攻の生徒30名が講義に参加し、水質などの水処理に関する基本項目や水族館における水処理フロー、ろ過機やポンプの説明などの講義内容を熱心に聴講していただきました。説明後の質疑応答では「ろ過機のメンテナンスはどれくらいの頻度ですか?」、「水処理ではどんな薬品を使用しますか?」といった質問が挙がり、最後に行ったアンケートでは96%が満足と回答、「今まで知ることができなかった水族館の裏側を知ることができた」、「飼育する生き物によって使用する機材が異なることがわかった」等、高評価の回答をいただくことができました。
【水ingグループのアミューズメント分野における取り組み】
当社グループは1962年(当時 荏原インフィルコ)に、東京都恩賜上野動物園に水族館ろ過機を納入して以来、国内50以上の水族館・動物園等のアミューズメント施設に水処理機器・設備を納入してまいりました。水族館における水処理の役割は、魚類や海獣類が生活しやすい環境を維持し、観客が観賞しやすい高い透明度を維持することです。当社グループは、動物園・水族館業界の総合水処理のパイオニアとして、動物や魚の生息環境を考慮した設計を心がけるとともに、維持管理の利便性やLCCを意識した水処理設備とメンテナンス技術で、水族館・動物園の運営を支えています。
水ingグループは今後も、水族館・動物園業界の発展を水処理で支えるとともに、次世代を担う人材育成に貢献してまいります。
<参考>
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