「バスケ3×3女子元日本選抜選手」が静岡県藤枝市でバスケ指導　

　当社グループは、地域貢献活動の一環としてスポーツ支援活動に取り組んでいます。当社がオフィシャルパートナーとなっている「東京羽田ヴィッキーズ」と協力し、次世代を担う青少年の心身の健全な育成とスポーツ機会の充実に貢献することを目指し、この度藤枝市の中学生を対象にバスケットボールクリニック※を実施しました。子供達の潜在能力を引き出すサポートはもちろんのこと、元プロ選手からの直接のアドバイスをきっかけに、自分では気づけない癖や弱点などを把握し、楽しみながら学べる機会を生み出します。
文部科学省スポーツ庁は2020年9月、「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革」を発表し、持続可能な部活動と教師の負担軽減の両方を実現できる改革が必要であることが示されましたが、当社はバスケットボールクリニックの開催を通じて、わずかでも子供達のスポーツ機会や部活動の充実に貢献したいと考えています。

（参照：「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について」より）

　学校授業や部活・クラブ活動を対象に、バスケットボールの基礎技術（ボールハンドリング、パス、ドリブル、シュート）
練習を通して、バスケットボールの楽しさを選手と一緒に体験するものです。病気や怪我を診てもらうように、バスケットボ
ールが上手くなるための練習方法や改善点を相談できる場であることから、「診療所」を意味する“クリニック”と呼ばれて
います。

　まずは体幹を鍛える動きから始まり、楽しみながら身体を温める準備運動を行いました。十分に身体が温まった後、自分の思い通りに身体とボールを扱うことを目的として、基本的な姿勢や動作の練習を繰り返し行いました。ボールキャッチのプレーの精度を上げるための動きや、シュートに向かう前のステップの踏み方、体の向きなどに具体的なアドバイスがされ、参加者たちは一つ一つの動きを確かめながら集中して練習に取り組みました。参加した子供達からは、「普段の練習では気づかない細かい点まで指導してもらえて、とても参考になりました。特にハンドリングの技術が向上したと感じています」「他のチームのメンバーと一緒に練習することで、新しい視点を得ることができました。これからの練習に活かしていきたいです」といった声が聞かれました。

　最後に、野町さんは練習を振り返り、「生徒たちの取り組む姿勢が前向きだったので、自分自身も楽しめました。バスケットボールに限らず、色んなことに挑戦することが大切です。目の前のことだけでなく、色々なことを学び吸収していくことが重要だと伝えたいです。今回のように自分が所属するチーム以外の人と練習をしたり、違う人から教えてもらうという、いつもと違う環境になったときも消極的にならず、積極的に学ぶ姿勢を大切にしてほしい」とアドバイスを贈りました。

　当社グループは、2018年7月以降、静岡県志太広域事務組合より受託した新藤枝環境管理センター整備・運営事業における地域貢献活動の一環で、静岡県藤枝市内の中学校等でバスケットボールクリニックを複数回開催し、今回は4回目の開催となります。

　スポーツ支援活動以外にも、次世代を担う子供達や学生達の教育、安心して暮らせる地域社会の実現に貢献するため、施設見学や講義、環境美化活動に積極的に取り組んでいます。2024年10月には、センター内で保育園児、小学生を対象とした社会科見学の受け入れを実施しました。また、環境美化活動を推進する藤枝市のまち美化里親制度に登録し、年に4回藤枝環境管理センター周辺の側溝清掃活動を行っています。

　これからも水や環境に関わる事業活動やスポーツ支援活動を通じ、次世代の学びに積極的に協力し、地域や社会に貢献してまいります。