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手を動かしながら「水」と「未来」のつながりを体感

 水ing株式会社のグループ会社である水ingAM株式会社(社長:石川隆雄、本社:東京都港区)の社員が6月19日に、山梨市立山梨南中学校で3年生を対象に出前授業を実施しました。水を綺麗にする実験を交えた体験型の授業を通して、水の重要性に気づき、興味を持つ機会を提供しました。

授業の様子

背景と目的

 2024(令和6)年4月~2027(令和9)年3月までの3か年、プロポーザル型提案により峡東地域広域水道企業団から水ingAMが水道施設運転管理等を第三者委託として業務契約しています。その業務の一環としてSDGs目標達成を意識し、水道の役割や仕組みについて地域の皆さんに学んでもらうことで、水道事業への理解に貢献したい当社の思いと、社会に開かれた教育課程・地域と共にある学校を目指す山梨南中学校の運営方針、および生徒会活動のSDGsを意識したものと合致していることから実施に至りました。

当日の様子

 山梨県内の浄水場や下水処理場で運転管理業務に従事している技術系社員(総称:フィールドエンジニア)2名と、本社で各拠点と連携し、営業支援や戦略推進などの業務に従事している社員が、3つのテーマ(①水を通してSDGsについて考えよう②実際に水を綺麗にしてみよう③水処理について学ぼう)について実験を交えながら授業を実施しました。 
 授業後、生徒さんからは、「水道水が飲める国が世界でも約10か国しかないことを初めて知った」「水道水がきれいなことは当たり前だと思っていた」「水処理にはさまざまな工夫がなされていることがわかり興味深かった」、校長先生からは「山梨市ECHOES(エコース)学習(※)の一環として今回の出前授業は初めての試みであり、生徒たちが学ぶことの楽しさを味わえる良い機会だった」などの感想を頂くことができました。 

講師の感想

 "総合的な学習の時間"の授業だったため、科目横断型を目指し科学的な内容と社会的な課題の双方に触れたいと思い資料を作成しました。中学3年生という受験を控えている時期だからこそ、"正解が無い問い"というものにも触れてほしいと思い、SDGsの講義内では「現代社会の課題と次の開発目標に何を含みたいか」という答えの無い難しい質問をしました。

授業概要

日時 2025年6月19日(木)5・6校時
テーマ ①水を通してSDGsについて考えよう②実際に水を綺麗にしてみよう③水処理について学ぼう
対象 中学3年生
場所 山梨市立南中学校 第1理科教室・第2理科室
3年生全員(およそ110名)へ2校時に分けて実施

(※)山梨市ECHOES(エコース)学習
 「市内にある素材・人材・フィールドを活用し、学ぶことの楽しさを味わうとともに、互いの考えや想いに共鳴し合い、共感し合える児童・生徒の育成を図ること」を目的とし、総合的な学習の時間として割り当てられています。2023年度より本格導入している山梨市独自の取り組みです。

【ご参考】

水ingグループの教育貢献

 当社グループは、次世代を担う子供達や学生達の教育に貢献するため、施設見学や講義などに積極的に協力しています。対象は小・中・高・大学生と各年代にわたり、様々な部署がそれぞれの専門性を活かして教育の機会を提供しています。
 今後も水処理事業を展開する企業として、当社が有する専門性を活かした教育支援を提供し、次世代のキャリア形成や「学び」に積極的に協力し、社会の発展に貢献してまいります。

水ing(すいんぐ)グループについて

 水ing(読み:すいんぐ)は、「生命の源である『水』を通じていつまでも社会に貢献し続ける『ing』」を経営理念に掲げ、水処理施設(浄水場、下水処理場、汚泥再生処理センター、し尿処理場、民間施設等)の設計・建設から運営、維持管理までをトータルに手掛けています(運転・維持管理の拠点は、国内約300か所)。地域の暮らしの課題に目を向け、安全安心な水環境を提供し続けるとともに、循環型社会の実現を目指しています。

お問い合わせは、広報部まで
03-4346-0612
E-mail:pr.news@swing-w.com

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