2014/3/31
民間事業者国内初のISO 55001(アセットマネジメントシステム)認証を取得
平成26年3月11日、水ing株式会社(社長:水谷重夫、本社:東京都港区)は、アセットマネジメントシステム(以降AMS)の国際規格であるISO 55001認証を民間事業者として国内で初めて取得いたしましたことをお知らせいたします。
当社は、昨年7月初旬に国土交通省が公募した「ISO 55001認証協力事業体の公募」に民間代表企業として選定され、約半年に亘り認証取得に向けた活動を実施。当社の下水道維持管理サービス業務と、マネジメントシステム(ISO 9001、ISO 14001)への取組みが評価され、平成26年3月11日、ISO 55001認証を民間企業として日本で初めて取得いたしました。
今回の認証は、全国の運転維持管理現場に展開可能となっており、今後はISO 55001の認証維持を継続しつつ、下水道施設における他の包括委託現場や、上水道施設現場への展開も視野に入れて、積極的に活動していきたいと考えております。
また、水インフラの官民連携事業の推進においても、AMSが必要となることも想定されることから、今回のISO 55001認証取得は当社事業領域拡大のためには、大変意義があるものと考えております。
更には、世界的に本規格の普及が進み、水インフラ事業の入札参加に本規格の認証取得が条件となる可能性も想定される事から、海外展開も視野に入れ、取組んでまいります。
■ISO 55001について
近年、インフラの老朽化対策や適正な管理が社会的に大きくクローズアップされている中、下水道分野についても高度経済成長期に建設された施設を継続的に維持管理・更新していくことへの取組みは喫緊の課題となっています。
こうした時代背景と歩調を合わせる様に、2009年からAMSの国際標準であるISO 55001の開発が開始され、2014年1月10日にISO規格として正式に発行されました。
本規格は下水道、道路、橋梁、鉄道及びその他のエネルギー、通信など社会インフラ分野で、資金・人材・情報などのマネジメントを含めて、計画的且つ効率的な施設管理を行う事により、初期の機能を継続的に発揮していく為に必要な要求事項を纏めたISO規格であり、今後、世界各国で普及することが予想されます。
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