2015/4/27
水ing・仙台市 共同研究体の提案が下水道革新的技術実証事業(B-DASH)に採択されました
水ing株式会社(社長:水谷重夫、本社:東京都港区)は、国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業(B-DASH プロジェクト)に、仙台市と共同で「ICT を活用する劣化診断技術および設備点検技術実証事業」(以下「本事業」)を提案し、平成27 年度実施事業として採択されましたことをお知らせ致します。
本事業は、下水道設備の稼働状態を安価に常時監視するモニタリングシステムと、日々の点検情報を見える化し、点検業務を効率化するタブレット点検システムにより、維持管理費の縮減および効率的な設備更新を目的とするICT(情報通信技術)を実証するもので、仙台市下水道施設をフィールドとして実施します。
下水道事業に最新のクラウド、モバイル技術を導入し、先端技術と専門技術者のノウハウを組み合わせた維持管理・施設管理を実現し、老朽化が進む下水処理設備を適切に管理し、ライフサイクルコストの低減や投資の最適化に資する技術の実証に取り組みます。
事業名称 | ICT を活用する劣化診断技術および設備点検技術実証事業 |
実 施 者 | 水ing 株式会社・仙台市 |
予定期間 | 平成27 年6 月から平成28 年3 月まで |
事業概要 | ■仙台市の下水処理場およびポンプ場設備に、運転により生じる振動、騒音等を計測し、計測値を無線送信する着脱センサを設置し、設備の稼働状態や劣化状態を遠隔から常時監視する(情報通信技術)の実証に取り組みます(図1) ■タブレット端末を設備点検業務に取り入れ、点検情報をその場で直接入力するなど点検作業の効率化を図るとともに、日々の点検情報のデータベース化を実現するICT の実証に取り組みます(図2) ■これらの技術実証を通じてストックマネジメントにおけるICT 活用を進め、下水道施設の維持管理の高度化、維持管理費の縮減および効率的な設備更新の実現を目指します |
B-DASH プロジェクトとは | 新技術の研究開発及び実用化を加速することにより、下水道事業におけるコスト縮減や再生可能エネル ギー創出等を実現し、併せて、本邦企業による水ビジネスの海外展開を支援するため、国土交通省が実 施するものです。平成23 年度より開始され、これまでに18 のプロジェクトが実施されています。 ※B-DASH プロジェクト:Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project |
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