2016/3/4
汚泥濃縮装置「ピストン濃縮機」が日刊工業新聞社賞を受賞
去る2月25~26日に開催された「日本工業用水協会第51回研究発表会」において、当社の
汚泥濃縮装置「ピストン濃縮機」が日刊工業新聞社賞を受賞しましたので、お知らせ致します。
本装置は、浄水場で発生する汚泥を効率良く濃縮できるため、既存脱水機の運転台数低減や天日乾燥床の省スペース化が図れ、維持管理作業の効率化や更新コストの低減を実現するものです。
昨今、浄水場の処理工程で発生する汚泥は、濃度が低いため濃縮処理や脱水処理が難しく、脱水機や天日乾燥床などの脱水設備の負荷が増大するという課題がありました。
この課題を解決するのが汚泥濃縮装置「ピストン濃縮機」です。独自開発のピストン機構により、ろ布表面に形成されるケーキ層を定期的に剥離することで効率良く濃縮を行います。また、低濃度汚泥を2倍に濃縮することで、後段の脱水機の稼働時間を1/3程度に短縮できることもあり、運転負荷を軽減し、運転台数を減らすことで省エネになり、更には、洗浄装置を必要としないシンプルな構造は維持管理が容易で、運転管理負荷の低減にも繫がります。
詳細は添付資料をご参照下さい。
また、水ingウェブサイトのコンテンツ・設備テクノロジーに掲載しておりますので、是非ご覧下さい。
- ウェブサイト内/設備テクノロジー ピストン濃縮機
お問い合わせは、広報部まで
TEL:03-6830-9075
E-mail:pr.news@swing-w.com