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水ing株式会社(社長:水谷重夫、本社:東京都港区)が開発した「エコ次亜生成システム」が松山市横谷埋立センターで稼働を開始し、4月21日に「エコ次亜生成施設開所式」が開催されましたことをお知らせ致します。

松山市は、横谷埋立センター(最終処分場)の排水を浄化する浸出水処理施設の脱塩処理工程で発生する濃縮塩類を電気分解して、次亜塩素酸ナトリウム(エコ次亜)を生成し、西部浄化センター(下水処理場)で放流水の消毒剤として再利用する取り組みを始めました。この取り組みは全国初で、「松山方式」と呼ばれています。
ごみの減量化やリサイクルが進んだ昨今、最終処分場に持ち込まれるごみは、焼却灰が大半を占めています。焼却灰には多量の塩類が含まれているため、浸出水の塩類濃度が従来に比べて上昇しており、塩害などの周辺環境への影響が懸念されています。

横谷埋立センターは、浸出水の塩類濃度の上昇により、水処理能力が大きく低下し、将来にわたり安定した水処理ができなくなるおそれが生じたことから、抜本的な対策が求められていました。
当社は同センターの浸出水処理施設の設計・建設と運転・維持管理業務を受託していることから、8年前からエコ次亜生成システムの開発に着手。ラボ試験、現地試験を実施し、2016年3月に横谷埋立センターにエコ次亜生成システムを建設。その後、1年間掛けて松山市が消毒剤の効果を確認し、本年4月より本格的に稼働を開始しました。

開所式には、松山市議会 雲峰議長、松山市 西泉副市長をはじめ地元関係者らが、当社からは代表取締役副社長の二宮をはじめとする関係者、約20人が出席し、盛大に執り行われました。

水ingは、これからも循環型社会を構築する技術やサービスの提供を通じて社会に貢献し続けます。

開所式の様子
開所式の様子
エコ次亜生成システム
エコ次亜生成システム

お問い合わせは、広報部まで
TEL:03-6830-9075
E-mail:pr.news@swing-w.com

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