2017/9/1
富山市上下水道局と消化ガス発電事業の基本協定を締結
水ing株式会社(社長:水谷重夫、本社:東京都港区)は、富山市上下水道局と「浜黒崎浄化センター消化ガス発電事業」に関する基本協定を締結したことをお知らせ致します。
本事業は、民間の資金とノウハウを活用した民設民営方式により、下水処理工程で発生する消化ガスを有効活用し発電事業を行うものです。発電容量は、北陸エリア最大となる875kWを予定しており、地域密着型のエネルギー源である消化ガスを有効活用し、化石燃料やCO2の削減に貢献します。
水ingは、浜黒崎浄化センター内に自己資金で発電設備を建設し、富山市上下水道局から購入する消化ガスを燃料として発電を行い、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)」を利用し電力会社に売却、その資金で20年間の事業運営を行います。発電施設には周辺環境への配慮として、周囲に防音壁を設置しています。
また、発電と同時に発生する温水を同センターに返送し消化槽の加温に用いるなど、下水処理との密接な連携を必要とする工程が多くあり、総合水事業会社として当社が保有する汚泥ソリューション技術や、長年に亘り培ってきたノウハウが随所に活用されています。
水ingが手掛ける発電事業として本事業は4件目となり、今後もお客様のニーズに合致したソリューションを提供し、下水道事業における「持続と進化の実現」に貢献してまいります。
事業概要
事 業 名 | 浜黒崎浄化センター消化ガス発電事業 |
発 注 者 | 富山市上下水道局 |
請 負 者 | 水ing株式会社 |
施 設 概 要 | 消化ガス発電設備 一式(発電容量875kW、ガスエンジン25kW×35台) |
事 業 期 間 | 2019年5月から20年間 |
発電可能量 | 年間 約6,400,000 kWh(一般家庭約1,800世帯分) |
施設所在地 | 浜黒崎浄化センター内 |
お問い合わせは、広報部まで
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