2020/9/15
国立印刷局小田原工場排水処理設備工事が完了
水ing株式会社のグループ会社である水ingエンジニアリング株式会社(社長:池口学、本社:東京都港区)を代表企業とする共同企業体が受注した「独立行政法人国立印刷局小田原工場」の排水処理設備工事が、この度完了いたしました。
本工事は、国立印刷局小田原工場から排出される製紙排水処理の安定化を図るため、既設設備を更新する目的で2018年に発注されたものです。
本施設は、排水処理設備、排水処理から発生する汚泥を脱水する製紙汚泥脱水設備、及び排水から製紙原料を回収する紙料回収設備で構成されています。製紙汚泥脱水設備、及び紙料回収設備には低含水率となっても脱水機の閉塞が起きにくい、当社独自開発の軸摺動式スクリュープレス脱水機が採用されました。本脱水機は含水率60%以下の性能を発揮します。また、汚泥設備用では脱水状況を更に向上させるために蒸気加温機能も付加され、含水率を50%以下とすることが可能となっています。
水ingグループでは、今後も先端のテクノロジーで水と環境に関わる課題解決に貢献してまいります。
【事業概要】
事 業 名 | 小田原工場排水処理設備工事(設計・施工) |
発 注 者 | 独立行政法人 国立印刷局 |
請 負 者 | 水ing・松村組特定建設工事共同企業体 |
契 約 金 額 | 37億2千万円(税抜) |
事 業 方 式 | デザインビルド(設計・施工一括発注)方式 |
事 業 内 容 | 製紙排水処理施設新設 (土木・建築・排水処理設備・製紙汚泥脱水処理設備・紙料回収設備・電気設備) |
事業コンセプト | 「環境と調和のとれたシステム」「環境に配慮した循環型システムの形成を目指す」 |
施 設 規 模 | 10,000㎥/日(最大排水量) |
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