2024/3/15
「楕円板レーキ型ろ過濃縮機」が『建設技術審査証明』を取得/水ingエンジ
水ingグループの水ingエンジニアリング株式会社(社長:池口学、住所:東京都港区)は3月13日、下水道向け汚泥濃縮機「楕円板レーキ型ろ過濃縮機」が(公社)日本下水道新技術機構の『建設技術審査証明』を取得したことをお知らせいたします。
開発の経緯
現在主流の下水汚泥濃縮技術(機械濃縮、重力濃縮)にはそれぞれに特長がある一方、遠心濃縮機の省電力化、ベルト型ろ過濃縮機の省洗浄水化、重力濃縮槽の性状の変動に対する濃縮性能の安定化などのニーズがあり、それらに対応すべく「楕円板レーキ型ろ過濃縮機」を開発しました。
本機の特長
◇凝集混和槽で生成したフロックを固定スクリーンと楕円板レーキからなる独自のスクリーンにてろ過濃縮
◇楕円板レーキが低速回転(=省電力)することで、汚泥の濃縮並びに搬送を行いながらスクリーンの目詰まりを防止するため、運転中の洗浄水が不要
◇初沈汚泥、余剰汚泥、混合汚泥のすべてに対して適用が可能
水ing グループは、これからも水インフラに関わる技術開発等を通じて、地域の活性化に貢献してまいります。
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