2025/1/21
「江戸川第一終末処理場第2系列最終沈殿池機械設備工事契約」を締結
水ing株式会社のグループ会社である水ingエンジニアリング株式会社（社長：須山晃延、本社：東京都港区）は千葉県江戸川下水道事務所との間で、一般競争入札（総合評価方式）による「江戸川第一終末処理場水処理第２系列最終沈殿池機械設備工事」に関する契約を締結しました。
本事業の背景と特徴
2021年3月1日に供用を開始した江戸川第一終末処理場（千葉県市川市）は、江戸川の東側に位置する「江戸川左岸流域」において、北は野田市から南は浦安市までの8市にわたる広範囲の汚水を処理しています。千葉県江戸川左岸流域下水道※の普及率は2020年度末で81%に達しており、下水道の整備が進むにつれて処理場に流入する下水量も増加しています。
今後もさらなる下水量の増加が見込まれるため、水処理施設の増設（第2系列）が進められています。本事業において当社は、江戸川第一終末処理場第2系列水処理設備の最終沈殿池機械設備の増設を担当します。主な設備には、ノッチチェーン式汚泥掻寄機、ゲート、弁類、各種ポンプ類が含まれます。
水ingグループは、これからも持続可能な水インフラに向けて、様々な技術やサービスを提供し続けることで地域社会に貢献し、安全で安心な水環境の実現を目指してまいります。
※ 流域下水道
流域下水道とは、複数の市町村の公共下水道から流れてくる下水を広域的に集め、終末処理場で浄化し、公共用水域に放流する大規模な下水道システムです。江戸川左岸流域下水道は、市川市、船橋市、松戸市、野田市、柏市、流山市、鎌ケ谷市、浦安市の8市の汚水を処理しています。
契約概要
| 工 事 名 | 江戸川第一終末処理場水処理第２系列最終沈殿池機械設備工事 |
| 対象施設 | 水処理第２系列最終沈殿池機械設備 |
| 処理方式 | 凝集剤併用型ステップ流入式多段硝化脱窒法 |
| 契約金額 | 998,800,000円（税込） |
| 契 約 日 | 2024年9月27日 |
| 契約期間 | 2024年9月28日～2027年2月24日 |
ご参考
水ingグループについて
水ing(読み︓すいんぐ)は、「生命の源である『水』を通じていつまでも社会に貢献し続ける『ing』」を経営理念に掲げ、水処理施設（浄水場、下水処理場、汚泥再生処理センター、し尿処理場、民間施設等）の設計・建設から運営、維持管理までをトータルに手掛けています（運転・維持管理の拠点は、国内約300か所）。地域の暮らしの課題に目を向け、安全安心な水環境を提供し続けるとともに、循環型社会の実現を目指しています。
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