2018/4/10
国内最大級の浸漬式PVDF膜を採用した「東隈浄水場施設改良事業」が完了
水ing株式会社(社長:水谷重夫、本社:東京都港区)を代表企業とする「水ing・三井住友・安川・三水・サンコー特定建設工事共同企業体」が受注した、「東隈浄水場施設改良事業」が完了したことをお知らせ致します。
本事業は、浄水施設を膜ろ過方式により更新整備するとともに既存構造物について耐震性の補強を図るもので、春日那珂川水道企業団が総合評価一般競争入札方式によりDB方式(Design Build)の事業者を募集、技術・価格審査の結果、水ingを代表企業とする企業体が選定されました。
完成した施設は、「長寿命」「省エネルギー」「高濁度対応」の長所を併せ持つ浸漬式PVDF膜ろ過装置や500kwの太陽光発電を採用するなど、環境を配慮した浄水場に生まれ変わりました。
浸漬式PVDF膜の大きな特長は、水位差の利用により無動力でろ過が可能なこと、中空糸一本当たりの物理的強度が約20倍と強靭である上、化学的強度もあるため薬品洗浄に強く、膜の閉塞からの回復性に優れ膜の交換周期が長いことなど、LCC(Life Cycle Cost)を大きく低減できる点です。また、目視で膜の状況を把握しやすいため、維持管理(日常点検)が容易であるというメリットもあります。
水ingは、これからもLCC低減に資するソリューションを提供して参ります。
事業概要
事 業 名 | 東隈浄水場施設改良事業 |
発 注 者 | 春日那珂川水道企業団 |
請 負 者 | 水ing・三井住友・安川・三水・サンコー特定建設工事共同企業体 |
事 業 範 囲 | 東隈浄水場の浄水施設を膜ろ過方式により更新整備、太陽光パネルの設置、既存構造物の耐震性強化、導水施設等の新設、老朽施設の撤去 |
事 業 方 式 | 設計・施工一括発注方式(DB方式:Design Build) |
処 理 能 力 | 22,000m3/日 |
施設所在地 | 福岡県筑紫郡那珂川町東隈1丁目9-1 |
お問い合わせは、広報部まで
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